ジャパンメディカルアライアンス 40周年記念サイト

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理事長・病院長メッセージ

JMA法人 設立40周年 鄭理事長メッセージ

理事長メッセージ

DATA

名称
社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス
理事長
鄭 義弘
URL
http://jinai.jp/

昭和48年9月、「救急こそが医療の原点である」という信念に志を共にした若き4人の医師が、埼玉県北葛飾郡杉戸町に『東埼玉総合病院』を開院しました。そして東埼玉総合病院開院の10年後、昭和58年9月には神奈川県海老名市に『海老名総合病院』を開院し30年が経ちました。

私たちは、この二つの急性期病院を中心として地域に必要とされる医療を提供して参りましたが、時代の変遷とともに、急性期医療を支える後方支援機能としての療養病床や回復期リハビリテーション病床の整備、居宅介護支援事業等サービスの提供体制を整え、また地域医療・介護の提供体制維持を支援するために「介護老人保健施設指定管理受託(神奈川県横浜市磯子区)」「自治体病院・介護老人保健施設指定管理受託(静岡県下田市)」をし、また社会福祉法人を設立し現在に至っています。
この40年の間、地域ごとに特徴のある医療・介護・福祉サービスを提供して参りましたが、規模が拡大する中においても、法人グループが目指すべき目標を一つに定め、全職員が一つにまとまって、より大きな力が発揮できるようにと、平成15年7月には法人名称を「仁愛会」から「ジャパンメディカルアライアンス(JMA)」に変更しました。

40周年を迎える私たちの目の前には、急速に進む高齢化社会が存在しています。埼玉県と神奈川県は、国内でも高齢化の進行が特に早い地域です。既に始まっている「人口構造の変化」「疾病構造の変化」の中においては、急性期医療の役割、慢性期医療の役割、そして在宅医療の役割が今まで以上に明確となり、機能分化と連携強化が進んでいきます。
このような環境変化の中で、私たちJMAグループは「海老名市内での居住系施設および在宅医療・介護の拠点事業所の設置(平成27年度)」「座間市への総合的病院の開設(平成28年度)※350床を予定」そして「海老名総合病院への救命救急センター設置(平成30年頃を予定)」を計画しています。これらの「地域における医療・介護・福祉の提供体制の整備・構築」は、私たちJMAグループにとって新たなるステージの始まりです。

この新たなるステージに立ち、JMAグループ職員が一丸となり、また各地域の医療機関や関係団体のお力添えをいただきながら、しっかりとした連携体制をとり、『地域住民が安心して暮らすことができる医療・介護・福祉の提供体制を、立ち止まることなく整備し構築して行くことが我々の使命である。』と、40周年を迎え決意を新たにしています。

東埼玉総合病院 設立40周年 三島病院長メッセージ

病院長メッセージ

DATA

名称
東埼玉総合病院
病院長
三島 秀康
URL
http://saitama.jinai.jp/

当院は、昭和42年日本医大卒業の創始者4人が6年の準備期間を置き、昭和48年9月10日、鉄筋コンクリート2階建、職員数24名、病床数50の病院として、埼玉県杉戸町に東埼玉病院として開院致しました。昭和53年には3階、4階を建て増しして181床となり、当時最新鋭であったCT装置も導入されました。さらに昭和58年には海老名総合病院が開院され、今では地域での必要性・患者サービスの観点から、医療、介護、福祉を包括する法人となっております。 平成16年に、高井前病院長が病院長に就任されて、ケアミックスから急性期病院へ方向転換し、平成18年より新築移転に向けたプランを練って参りました。そして平成24年5月に、幸手市民15,409名の誘致署名と地元医師会の皆様のご賛同を得て、法人発祥の地である杉戸町から幸手市へ新築移転致しました。病床数は173、今では委託職員も含めると500名を超える職員数となっております。

「新しい地域密着型中小病院のモデルになる」という目標を掲げ、近隣病院、診療所と連携し、病院にしかできない医療を優先させていただいております。地元住民の皆様にはいささかご不便をおかけしていますが、医師数が少ないこともあり、救急、入院、検査を優先し、外来は専門予約外来が中心となっております。また救急では年間約2,400件の救急車を受け入れており、病床数規模以上の実績を有していると自負しております。しかし、力に余る高度救急は近隣の大病院へお願いするしかなく、質の向上も今後の課題です。 入院患者さんには退院後の生活を見据えたケアの提供を心がけ、退院後も安心して地域で医療・介護が受けられるように、地域医療推進部を中心に診療所や在宅事業所サービスとの連携を推進しております。

移転前の平成20年より、NPO法人埼玉利根医療圏糖尿病ネットワークを設立し、診療所の先生方との連携で二人主治医制を導入し、重症患者さんが糖尿病専門医の診察を受けられるように致しました。 その後埼玉利根保健医療圏地域医療ネットワーク“とねっと”の設立にも参加し、全国でも先進的な取り組みを成功させるべく活動を続けております。 昨年度は国の在宅医療連携拠点事業を受託し、地域ネットワークの構築や人材育成に取り組みました。今後も行政、医師会、地元団体と協働して、この地域で生まれ、健やかに年を取り、最後までこの地域で生活できるような環境とシステムを作っていきたいと考えております。

海老名総合病院 設立30周年 内山病院長メッセージ

病院長メッセージ

DATA

名称
海老名総合病院
病院長
内山 喜一郎
URL
http://ebina.jinai.jp/

社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス海老名総合病院は平成25年9月に創立30年を迎えました。開院時に10名であった医師も現在では110名を超え、それぞれが専門とする高度医療の提供に日々活躍しています。市民の皆様をはじめ、行政、地域の医療福祉関係、そして多くの大学病院のご理解、ご支援、ご指導をいただき、神奈川県県央地域の基幹急性期病院として診療活動を展開することができるようになりました。
孔子は論語の中で、自らを「三十にして立つ」と言っています。十五歳で学問を志し、三十歳で「学問を以て社会で自立した生活を送れるまでに達した」といいます。では、組織としての海老名総合病院はどうでしょうか。振り返ってみました。
救急医療、循環器・脳神経疾患、糖尿病、がん、周産期医療、小児科診療と、国が目指す重点医療に関して、私たちの診療のレベル(すなわち医療の質)は、地域の皆さんのご期待に応えられるまでに着実に成長して来たと考えています。救急搬送受け入れ月間約600台、手術件数年間約4900件などの数値を見ても明らかです。しかし、まだまだ未熟な点があります。

自立とは「自分で考えを廻らし、その結果を以て自分で行動を起こすことができる」ことであります。そこで、30周年を機に医療者として私たちが大切にしたい「価値観(Value)」をつくって、なお一層精進を重ねようと考えました。

~あしたの幸せをあなたと創る~
病に悩む人たちの中には、治療によってすっかり良くなってしまう人もあれば、病状が進み亡くなる方もある。しかし、結果が違ったとしても誰にも必ず幸せなあしたが来るに違いない。そのために私たち医療者はどうしたらよいのか? 患者さん、家族、周囲の人たちと一緒に考え、考え、そして、考える。ここから生み出された治療方針が、きっと幸せを呼ぶと信じています。皆さんと共に考えること、これは当院の理念でもあります。

単に技術を提供するばかりが海老名総合病院の病院力ではありません。皆さんと一緒に、悩み考えるスタッフを育てることが、あったかい心を持った急性期病院として自立するために欠くことができません。これからも職員と一緒に明るく、努力します。そして、40周年を迎える日にはその結果をご披露したいと思っています。

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